肌に触れるものだから。

2026年8月29日 5:27 pm

肌に触れるものだから。

 

身体のことを考えてつくられたIhleのコルセットシャツ

毎日身につけるシャツだからこそ、素材や形、そして着心地について考えてみる。

そんな視点から、今回はドイツ・Ihle(イーレ)の「コルセットシャツ」をご紹介します。

 

 

Ihleのコルセットシャツは、もともと側弯症な

どで体幹装具を使用する方のために開発された専用下着です。

側弯症の体幹装具は、その効果を十分に発揮するために長時間着用することがあります。

装具は身体を支える大切なものですが、素材の硬さや形状などから、装着する方にとっては負担や不快感を感じることもあります。

 

そこでIhleが考えたのが、

「装具を着けることによる不快感を、少しでも軽減できないか」ということでした。

そのために、シャツそのものを “身体と装具との関係” から考えてつくられています。

 

 

 

 

装具の下に着ることを考えた「エクストラロング設計」

特徴の一つが、通常のTシャツよりも身丈を長くしたエクストラロング設計です。

装具を着用すると、一般的なTシャツでは裾が上がったり、身丈が足りなかったりすることがあります。

Ihleのコルセットシャツは、装具を着用することを前提として、通常より長い身丈に設計。

装具が直接皮膚に当たることを防ぎ、身体と装具の間にシャツをきちんと介在させることを考えています。

一見すると「少し丈の長いシャツ」に見えるかもしれません。

しかし、その長さには明確な理由があります。

 

脇に縫い目がない「シームレス」

もう一つの特徴が、脇の縫い目がないシームレス仕様です。

身体にぴったりとフィットする優れた伸縮性と組み合わせることで、身体の動きに合わせてシャツが伸び縮みします。

装具と身体の間で着用するものだからこそ、できるだけ身体に沿うこと。

そして、できるだけ余計な刺激を与えないこと。

こうした細かな工夫が、毎日の着用感につながっています。

 

綿96%。肌に触れる素材にも理由があります

素材には、綿96%+エラステン4%を使用しています。

綿の持つ自然な風合いと、エラステンによる伸縮性。

この組み合わせによって、伸縮性と通気性に優れ、オールシーズン着用できるように考えられています。

衣類には、それぞれの素材にそれぞれの特徴があります。

速乾性、軽さ、伸縮性など、用途に応じてさまざまな素材が選ばれています。

だからこそ私たちは、「どの素材が一番良い」ということではなく、

誰が、どのような場面で、どのように着るのかが大切なのだと考えています。

長時間、肌に触れる。

装具と身体の間に着る。

毎日身につける。

そんな用途だからこそ、Ihleは綿を主体とした素材を選んでいるのです。

 

サイズを選ぶことも、身体への配慮

Ihleのコルセットシャツは、サイズも細かく展開されています。

身体に直接身につけるものだからこそ、「大きい・小さい」だけではなく、自分の身体に合ったサイズを選ぶことが大切です。

身体にフィットしながら、動きを妨げない。

装具との間に適切に収まり、必要な部分をしっかり覆う。

こうしたことを考えると、シャツもまた「身体に合わせて選ぶもの」の一つなのだと感じます。

 

側弯症の方だけのものではありません

ここまで読むと、

「側弯症の人のためのシャツなのだから、自分には関係ない」と思われるかもしれません。

でも、私たちはそうではないと思っています。

もともとは体幹装具を使用する方のために生まれたシャツですが、

・肌に触れるものの着心地を大切にしたい
・身体にフィットするシャツが好き
・シャツの裾が上がってくるのが気になる
・長時間着用する肌着だからこそ素材にこだわりたい
・綿素材の肌触りが好き

そんな方にも、知っていただきたいシャツです。

Ihleの資料にも、このシャツは

「体幹装具着用時の不快感を少しでも軽減し、より快適に日常を過ごしていただきたい」

という願いからつくられた専用下着であるとされています。

つまり、出発点にあるのは「側弯症」という病気ではなく、

身体を少しでも快適にしたいという考え方なのです。

 

「第二の皮膚」のような着心地を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ihleは、長い歴史を持つニット繊維メーカーを母体として、医療用繊維製品の専門部門として独立した会社です。

現在も整形外科分野を中心に、装具用テキスタイルや下着、靴下などの医療用繊維製品を製造しています。

長期にわたる研究、技術、精密な製造工程、そして品質管理。

そうした積み重ねの中から、Ihleの製品はつくられています。

コルセットシャツについて、Ihleが表現している言葉があります。

「第二の皮膚」

それほどまでに、身体に寄り添うことを考えたシャツ。

側弯症の方のために生まれた一枚ですが、その考え方は、毎日を快適に過ごしたいすべての方にも通じるものではないでしょうか。

 

肌に触れるものだから、身体のことを考えて選ぶ。

素材だけではなく、形。

形だけではなく、サイズ。

そして、着る人の身体や生活。

フットマインドでは、靴やインソールと同じように、こうした「身体に身につけるもの」についても、一人ひとりに合った選択を大切にしています。

側弯症の方はもちろん、普段使いの肌着としても。

一度、Ihleのコルセットシャツを手に取って、その着心地を体感してみてください。

 

STORES ihleサイト

Ihle(イーレ)コルセットシャツはこちらから購入できます。