「ファクトチェック」の時代だからこそ思うこと
最近、「ファクトチェック」という言葉を耳にする機会が増えました。
AIが身近になり、「その情報は本当に正しいの?」と確認することが当たり前になっ
てきています。
もちろん、正しい情報を知ることはとても大切です。
でも、ふと思うことがあります。
昭和や平成を過ごしてきた私たちも、その時代、その時代の「常識」を信じて生活し
てきました。
例えば、運動中は「水を飲むな」と言われたり、胃潰瘍はストレスが原因と考えられ
ていたり。当時は、それが多くの人にとって自然な考え方でした。
そして、足や靴の世界にも同じようなことがあります。
以前は、「ハイカットの靴は足首を守ってくれる」「靴底の減り方を見れば歩き方や
足のクセが分かる」といった考え方を耳にすることがよくありました。
もちろん、それらがまったく間違っていたということではありません。
ただ、研究が進んだ現在では、「ハイカットだから捻挫を防げる」とは一概には言え
ず、筋力やバランス能力、身体の使い方なども大きく関係することが分かってきまし
た。
また、靴底の減り方についても、歩く速さや歩幅、体重、歩く場所、靴の素材など、
さまざまな要素が影響します。そのため、靴底の減り方だけで足の状態を判断するの
ではなく、実際の歩き方や身体全体の動きも合わせて見ることが大切だと考えられて
います。
つまり、昔の考え方が「間違い」だったのではなく、新しい研究によって、より詳し
く分かるようになったということです。
科学や医学は、日々少しずつ進歩しています。
だからこそ、「正しい・間違い」と決めつけるのではなく、「今はこんなことが分
かっているんだ」と柔軟に受け止めることが大切なのかもしれません。
フットマインドでも、「昔からこうだから」だけではなく、新しい知見を取り入れな
がら、お一人おひとりの足や歩き方に合わせた靴選びやインソールをご提案していま
す。
常識は少しずつ変わっていきます。
でも、「お客様の足を守りたい」という思いは、昔も今も変わりません。
これからも学び続けながら、皆さまの足元を支えていきたいと思います。